研究課題/領域番号 |
15K02492
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
田嶋 圭一 法政大学, 文学部, 教授 (70366821)
|
研究分担者 |
北原 真冬 上智大学, 外国語学部, 教授 (00343301)
米山 聖子 大東文化大学, 外国語学部, 教授 (60365856)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 音声産出 / 音声知覚 / 第二言語学習 / 音節構造 / 歯茎閉鎖音 / 弾音 / 非語彙的音声変化 / 非対立的音声変化 / 日本語特殊拍 / 英語弾音 / 英語 / 日本人英語教師 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,言語間の音韻構造の違いが音声言語の産出や知覚にどのような影響を及ぼすかについて,実験音声学や言語心理学など様々な方法を用いて検討することである。主な研究成果は次の通りである。 "blow"と"below"のように音節の数で対立する英単語の聞き取りは日本語話者にとって困難である。その原因は,子音の間に母音を知覚的に挿入する以外に,弱母音の聞き取りが困難なためである可能性が示唆された。 アメリカ英語では歯茎閉鎖音/t d/が"city"ような単語では弾音として発音されるが,日本語話者には正確な聞き取りが困難となる。閉鎖音のまま発音されるほうが日本語話者には聞き取りやすい。
|