研究課題/領域番号 |
15K02524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
船津 誠也 県立広島大学, 学術情報センター, 准教授 (30275383)
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研究分担者 |
藤本 雅子 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (30392541)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 調音運動 / 子音クラスタ / 非母語 / 下顎 / 舌先 / 英語 / wave system / 下唇 / 母音添加 / wave / 摩擦音 / 舌先移動時間 / 日本語母語話者 / 調音結合 / WAVEシステム |
研究成果の概要 |
我々は母語に存在する子音クラスタと母語に存在しない子音クラスタとで、発話者の調音運動に差があるかどうかを舌位置を精密に測定することにより検証した。発話者は英語母語話者と日本語母語話者である。WAVE (NDI Corp.)を用いて舌先と下顎、下唇の運動を記録した。英語母語話者では母語と非母語で下顎と下唇の運動に顕著な差が見られた。母語ではすべての発話でほぼ同じ調音動作が生じていたが非母語では発話ごとの調音運動の差が大きかった。日本語母語話者はすべてのクラスタで発話ごとの調音運動の差が大きかった。英語母語話者においても母語に存在しないクラスタでは調音運動にばらつきが生じることが明らかになった。
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