研究課題/領域番号 |
15K02566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐野 宏 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (50352224)
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研究分担者 |
尾山 慎 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (20535116)
毛利 正守 皇學館大学, 文学部, 教授 (70140415)
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研究協力者 |
土居 美幸 奈良県立畝傍高等学校, 教諭
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 表記体 / 仮名 / 万葉仮名 / 用字法 / 万葉集 / 上代語 / 表記論 / 文字史 / 表記史 / 古代日本語 / 表記法 / 倭文体 / 訓字 |
研究成果の概要 |
「万葉仮名」は漢字を日本語の音節の表記に用いたものである。語の音節ごとに漢字を充ててゆくことを多くの書き手がそれぞれに行うと漢字の選び方は区々になると予想される。ところが、語の単位で観察すると、単語ごとに用いる漢字(仮名字母)は存外に固定的で文字列全体でまとまりを作っていることがわかった。さらに単語ごとに固定的になる仮名字母と、とくに固定的でない仮名字母があり、後の平仮名と片仮名という仮名の二類のあり方と関連するものと考えられる。
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