研究課題/領域番号 |
15K02574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
諸星 美智直 國學院大學, 文学部, 教授 (00220111)
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研究協力者 |
伊藤 孝行
中野 真樹
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 点字 / 福祉言語学 / むつぼしのひかり / 近代日本語 / 点字資料 / 福祉言語教育学 / 点字史 / 近代点字資料 |
研究成果の概要 |
本研究では、福祉言語教育史の資料のうち資料保存の必要性と緊急度が高い明治・大正期の点字資料である点字雑誌『むつぼしのひかり』の創刊号から順次高画素デジタルカメラによるカラー撮影によって画像データを作成した。これをもとに連携研究者とともに『むつぼしのひかり』所収の近代日本語資料としての音韻・語彙・語法にわたる価値、および近代点字かなづかい史上におけるかなづかいの特徴を検討した。これらの成果を公表するため、1903年創刊の第1号と第2号の写真版を収め、音韻・表記、語彙・語法の特色についての考察を収めた研究成果報告書を発行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、近代の点字資料のうちでも貴重な点字雑誌『むつぼしのひかり』を高画素デジタルカメラによる撮影で画像データを作成したことによりデータを保存し、近代日本語の資料としての表記・音韻・語法・語彙にわたる価値を明らかにし、また、写真版によって近代福祉言語史の資料として稀覯書であった点字雑誌に研究者が接しやすい環境を整えたところに学術的・社会的意義が存する。
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