研究課題/領域番号 |
15K02582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
橋本 礼子 (舩木礼子) 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (00454736)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 推量表現 / 方言文法 / 長門方言 / 石見方言 |
研究成果の概要 |
日本語方言の推量表現形式のうち、古典語ラムに由来する形式「ロー」を持つ地域の一つとして、山口県長門地方と島根県石見地方の方言に焦点を絞り、当該地域の現在の推量表現形式の意味や用法を老年層面接調査で得たデータによって文法的特徴を記述した。この地域では現在「ジャロー」類と「ロー」がほぼ同じ意味・用法で併用されているが、長門方言の一部に「ロー」が名詞に直接付くことが可能な地域があり、その場合の「ロー」は確認要求表現に限定されることが明らかになった。また過去の方言資料等と比較すると、長門方言・石見方言では推量表現に「ジャロー」類が主に使われ、「ロー」の使用地域が狭くなっていることが確認された。
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