研究課題/領域番号 |
15K02591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡邉 明 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (70265487)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 生成文法 / 程度の全称量化 / 指示詞と量的意味 / 量的関係節 / サイズ修飾 / 比例量化子 / 計量単位語 / 自然数 / 程度変項の全称量化 / Pred / サイズ / 最上級 / 程度表現 / 大きさの形容詞 / 可算/非可算 / 日数表現 / most / 指示詞 |
研究成果の概要 |
これまで日本語に限らず他の言語においても詳しい研究がなされていなかった程度変項の全称量化の性質を、否定極性や自由選択の観点から取り上げるという最大の成果に加え、指示詞が量的意味を表現するために使われる場合の構造や、サイズ表現が程度修飾において果たす統合的役割の解明など、新規の研究領域を開拓することに成功した。個別言語の個別語彙項目の特殊性として従来片付けられていたような事柄を普遍文法の観点から分析していくことの意義も示すことができ、あらたな研究の方向性を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
あらたな研究対象が日英語の程度修飾表現をめぐって豊富に存在することを示すことで、この分野の研究を刺激し、また、これまでに研究が集中していることだけに関心を持つのではなく、全くあたらしいトピックを創出していくことの重要性にも注意を向けさせることができた。
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