研究課題/領域番号 |
15K02601
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
松本 マスミ 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10209653)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | Aspectual Phrase / 英語中間構文 / 英語同族目的語構文 / Voice Phrase / 動的 / 完結的 / 持続的 / 生成文法 / Aspect Phrase / 外部ASPP / 同族目的語構文 / 中間構文 / アスペクト / 持続性 / 完結性 / ASPP / VoiceP / テイル / ラレル / 非特定目的語削除構文 / 無生物主語 / 動作主 |
研究成果の概要 |
本研究では、英語中間構文と同族目的語構文(以下、CO構文)のアスペクト的特性を比較し、両者における統語範疇ASPP(Aspectual Phrase)の統一的説明を試みた。結論として、完結的な出来事を述べる動詞句を内蔵する中間構文のASPPと結果読みのCO構文のASPPは共通のASPPであることを示した。また、動的性質、完結性、持続性が両構文を比較するのに有効なアスペクト的性質であることを示した。さらに、CO構文の特性について包括的なデータ収集を行い、整理した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、英語中間構文とCO構文における構造に起因する意味を統語部門で分析することにより、反語彙主義を擁護すると同時に、動詞句周辺の構造研究が重要テーマの一つである生成文法や併合をヒトの重要な能力とする生物言語学的取り組みにも貢献することができた点である。また、整理したCO構文のデータは、今後の研究に広く利用することができる。さらに、日英語の自他交替の研究である本研究は、自動詞と他動詞という観点から英語教育にも応用することができる。
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