研究課題/領域番号 |
15K02606
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西岡 宣明 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (80198431)
|
研究分担者 |
下仮屋 翔 産業医科大学, 医学部, 助教 (70746594)
團迫 雅彦 九州大学, 人文科学研究院, 専門研究員 (50581534)
田中 公介 産業医科大学, 医学部, 准教授 (40565751)
大塚 知昇 九州共立大学, 経済学部, 講師 (20757273)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 生成文法 / フェイズ / CPカートグラフィ / ラベリング / ペア併合 / カートグラフィ / 自由併合 / ミニマリスト / ラベリング理論 |
研究成果の概要 |
埋め込み節、非定形節、幼児の文法には、主節、定形節、大人の文法に働く(標準的)規則から逸脱して見える現象が存在するが、これらの現象には共通してCP(節)の構造的特性が関与している。本研究では、これらの現象をフェイズ理論とカートグラフィ分析に照らして考察し、CからTへの素性継承の違いが主節と埋め込み節ではあり、幼児の文法ならびに大人の文法でも非定形節に関しては、素性継承が行われない可能性があること、素性継承の中核的役割を果たすのはCPカートグラフィ分析に照らすと、FinとForceであること、さらには、CPカートグラフィは自由併合に基づくラベリング分析から導出できることを示した。
|