研究課題/領域番号 |
15K02636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
濱田 美和 富山大学, 国際機構, 教授 (20283054)
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研究協力者 |
高畠 智美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 漢字教育 / 語彙教育 / 日本語学習者 / グループ練習 / 教材開発 / 中・上級レベル |
研究成果の概要 |
中・上級レベルの日本語学習者向け漢字クラスにおいて、学習者同士で行うグループ練習活動を取り入れている。グループ練習用教材を改良するため、 (1)練習タイプによって学習者のやり取りに違いがあるか、(2)どのような練習が学習者からの評価が高いか、(3)タブレット端末とワークシートとカードの3つの教材ツールをどのように組み合わせるのが効果的かを調べた。さらに、教材で扱う漢字語について、(4)読みの難易度別、(5)日本語と中国語、日本語と韓国語との意味的対応関係を調べたリストを作成した。そして、これらをもとにグループ練習用教材(中級レベル12教材、上級レベル11教材)を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語学習者に対する漢字教育にかかわる研究は多く行われ、導入用としてすぐれた教材が開発されているが、その多くは教室で教師の指導のもとで行う教材、あるいは、学習者が1人で学習を進めていけるという教材である。これに対して、本研究で開発した教材は、導入用ではなく、導入後の練習に重きを置くものであり、さらに、教師がそばについていなくても、学習者のみによるグループ練習を通して、漢字の習得を進められるという点が、これまでの一般的な漢字教材とは異なる大きな特徴である。
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