研究課題/領域番号 |
15K02648
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東京国際大学 |
研究代表者 |
岡本 能里子 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (20275811)
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研究協力者 |
門倉 正美
服部 久美子
奥泉 香
矢部 まゆみ
永井 雅子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ビューイング / カリキュラム / 言語政策 / 教授法 / 日本語教育 / マルチリテラシーズ / メディアリテラシー / 複数モードコニュニケーション / 記録と記憶 / 批判的談話分析 / 多言語多文化教材 / 教材開発 / ビジュアルリテラシー / 社会実践 |
研究成果の概要 |
新聞、広告、公共サインにおける4種類の表記方法や、縦書きと横書きの併用による、意味構築状況を国内外の学会で発表した。 また、LINEのスタンプを中心とした日本語母語話者同士と日本語母語話者と非母語話者同士のビジュアルコミュニケーションを分析し、日本語表現特有のビジュアル・リテラシーを解明を目指した。 そこに埋め込まれた日本文化を反映した複数表記による意味構築のあり方について、今後の研究に向けた示唆を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語表現に即したビジュアル・リテラシー育成を目指し、多文化多言語を背景にもつ児童の日本語教育への応用の基盤作りを行った。その成果を、国語教育、外国語教育を含めた言語教育に「見る=ビューイング」を取り入れる意義とビジュアル・リテラシーの重要性を、言語政策的な提言を目指して探求した。 日本の少子高齢化の進行は、加速している。2019年4月の改定入管法施行に続き、今期国会で「日本語教育推進法」が超党派で可決される見通しだ。今後確実に多文化社会へと進む日本の言語教育に、4技能に加え、移民受け入れ先進国でもある英国、カナダ、豪州が実施している「ビューイング」教育を取入れる必要性を伝えることができた。
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