研究課題/領域番号 |
15K02664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
康 鳳麗 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (30399034)
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研究分担者 |
森脇 健夫 三重大学, 教育学部, 教授 (20174469)
坂本 勝信 常葉大学, 外国語学部, 講師 (40387501)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 日本語教師 / 熟練日本語教師 / 二重の応答性 / ライフヒストリー的アプローチ / 熟練性 / 二重の応答性の発達 / 目標概念 |
研究成果の概要 |
熟練日本語教師の「熟練性」を「二重の応答性」の獲得とその発達に焦点化して、事例研究を重ねてきた。初任期、中堅期、熟練期の教師の事例研究を行った。その結果、教育内容に主要な関心が行き、学習者や学習環境に目を配ることができない初任期の教師は、「二重の応答性」そのものがうまく機能しない、のに対し、授業スタイルが確立してくる中堅期においては、学習者の応答をモニタリングすること、すなわち「二重の応答性」がうまく機能するようになる。熟練期の教師にあっては、学習者の応答に対して、自らの応答を瞬時に、柔軟に変えていく力量を持つことが明らかになった。
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