研究課題/領域番号 |
15K02666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
池田 佳子 関西大学, 国際部, 教授 (90447847)
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研究分担者 |
BYSOUTH DON 関西大学, 教育開発支援センター, 研究員 (20603129)
山本 英一 関西大学, 国際部, 教授 (40158267)
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研究協力者 |
北野 朋子 関西大学
小川 洋介 関西大学
岡村 アルベルト one visa
野田 勝 one visa Education Center
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学習者の多様化 / 海外の日本語教員養成 / デジタル教材 / ビジネス日本語 / 反転教育 / 海外における日本語教育 / 特定技能ビザ / 反転学習 / オンライン交流学習 / 言語学習 / 社会的存在性 / マルチモーダルインタラクション / 反転授業 / 日本語教育 / ICTを用いた教育 / 言語習得 / 個人差 / 初級日本語教育 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、著しく多様化・複雑化する日本語教育の現状とニーズに対応すべく、「反転型授業」や、オンラインのインタラクティブな学習手法に基づく新しい教育実践モデルを考案・検証した。 2015年から2018年に、日本語教育分野に大きく影響する社会的な変化があった。まず、海外からの留学する外国人学生の日本語のニーズが、会話能力レベルからビジネスレベルまでさらに多様化した。また、入管法の改正に伴い、海外における日本語教育の対面授業の質向上が新たな課題として浮上してきた。これらの変化を受け、本プロジェクトでは新しい日本語教育のモデルおよび提案を成果とし、多角的に発信を続けている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内の少子高齢化、とくに労働人口の減少傾向は、海外からの有能なワークフォースとの取り込みへと国全体を動かしている。留学生の取り込み、ミドル人材層の海外からのリクルートなどの施策に伴い、日本社会での生活と定着を促すための日本語教育、そして高度外国人材としての日本語教育の需要は高まる一方である。本研究が取り組んだのは、このような多様な学習者へ対応することができる教育モデルの提案であり、その学術的かつ社会的必要性は今後ますます高まると推測できる。本研究期間(4年間)で達成した成果をもとに、今後も継続的にプロジェクトは進め、特に海外における日本語教育(つまり来日前に施す教育)の質向上をテーマとしたい。
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