研究課題/領域番号 |
15K02673
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
渡辺 浩行 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (40275805)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 英語授業 / インタラクション / 文脈化 / 個別化 / 共有化 / 3つの化 / RF構造 / 文脈の個別化 / 文脈の共有化 / 話題設定(選択)と話題展開 / インタラクションのIRF構造 / 言語学習の意味・形式・機能 / 機能重視 / 話題設定(選択)と話題展開 / IRF構造 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は,英語授業におけるインタラクションの文脈化,その個別化と共有化(3つの化)を特定することである。文脈化とは適切な話題・話題展開をすること,個別化とは話題・話題展開を個々の児童・生徒に合せ,共有化とは児童・生徒がそれを共有インタラクションのある授業を分析することにした。そこで新たに,インタラクションの無い授業,インタラクションはあるが「3つの化」が乏しい授業,インタラクションに「3つの化」が豊かな授業の3種類の授業を分析、比較し、その原因を探る必要が出てきた。その結果,偏重が機能(文脈・状況・場面など)軽視をもたらしていることが明らかとなり,英語授業のインタラクションに「3つの化」を取り込むためには,インタラクションのIRF構造が言語機能を重視したものでなければならないという結論に達した。 また,先進的な授業をしている北海道内の高校を訪問・視察し,英語授業の見学等を行い、分析のための資料を収集した。 また,訪問先および関係する高校の教諭を交えて,北海道での高校英語教育に関する情報・意見交換を行い、貴重な情報を得ることができた。 平成29年8月に開催された関東甲信越英語教育学会に参加し,講演、ワークショップ等で情報を収集するとともに、実践研究発表の一つを支援し,有意義な意見を得ることができた。
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