研究課題/領域番号 |
15K02691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
川成 美香 明海大学, 外国語学部, 准教授 (60224804)
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研究分担者 |
笹島 茂 東洋英和女学院大学, 国際社会学部, 教授 (80301464)
岡 秀夫 目白大学, 外国語学部, 特任教授 (90091389)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 異文化コミュニケーション能力 / ICC / ジャパンスタンダード / CEFR / 英語教育 / CLIL / 到達指標 / 社会言語的適切性 / JS:ジャパンスタンダード / ジャパン・スタンダード / 複言語・複文化 |
研究成果の概要 |
日本人が英語で実際に何ができるかという行動主義的な英語コミュニケーションを身につけるためには、スキルを越えて駆使できる「異文化コミュニケーション能力 (ICC)」が必要である。その能力の中核をなすのは、CEFRにも謳われている「社会言語的な適切さ(Sociolinguistic Appropriateness)」であることを実証的に示し、その育成と評価の方法を具体的に提示した。「外国語(特に英語)コミュニケーション能力に関する到達指標となるジャパン・スタンダード」(川成編,2013)に付与する枠組みを考案し、海外研修および海外留学、CLILによる英語指導の有効性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年小学校3年生からの英語必修化を目前に日本の英語教育界では、外国語教育の分野で世界基準となっているCEFR(ヨーロッパ共通参照枠)の基軸が、学習指導要領や大学入試、英語資格試験等の到達基準の指標に採用され、Bレベル、Aレベル等の用語が広く一般に浸透している。しかしこの基準は、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)に関する指標であって、この4技能だけでは実際の英語コミュニケーションは成り立たない。日本語と異文化とのコミュニケーションスタイルの違いをふまえた英語運用能力の養成が必要である。本研究は、異文化コミュニケーション能力とは何か、どのように育成・評価すればよいのかを実証的に提示する。
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