研究課題/領域番号 |
15K02702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森田 彰 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (60210168)
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研究分担者 |
原田 慎一 立教女学院短期大学, 現代コミュニケーション学科, 専任講師(任期制) (90598830)
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研究協力者 |
小倉 雅明
田中 祥子 (森谷 祥子)
青田 庄真
太原 達朗
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | グローバル・リーダー育成 / 問題解決能力 / 議論の方策 / グローバル人材 / アクティブラーニング / 英語によるプレゼンテーション / EMI / 教材開発 / グローバルリーダー育成 / 議論する方策 / グローバル化 / プレゼンテーションの実践 / 問題開発 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、安定したコミュニケーション、問題解決能力を持ったグローバル・リーダーを育成する英語教材の開発にあった。その過程とし英国と日本の「発信系」教材の扱う話題を比較対象とし、社会的、文化的にグローバルな場面で深刻な衝突なく議論が可能となる話題と方策について分析を行った。英国においては、指導側ではなく、学生が自発的に話題を提案し、議論の中で共通の認識を得ていく手法が訓練されている。これらを踏まえ、成美堂、金星堂からプレゼンテーション教材を出版した。特に後者はアクティブラーニングの手法を取り入れた。また、議論に適した話題と語彙のリストについては、別研究費を獲得し、とりまとめに入っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本で教育を受けた英語学習者は、グローバルな環境で積極的な発言や提示された話題や課題に対し、適切な受け答えができにくい実態がある。これは、言語面の英語力が不十分であるというよりも、① 主に文化・社会的背景に由来する話題に関する共有すべき知識の欠如、偏り等とともに、② 議論を始め、展開し、収束させるストラテジーに関する知識や訓練が足りないためと考えられる。こうした状況を克服するには、グローバルな環境、日本の英語学習環境にない、実際的な環境にあって深刻な対立なく議論を進められる方策、表現方法を学ぶ教材を開発することは、日本の英語教育に authenticity を伴った新要素を加えることになる。
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