研究課題/領域番号 |
15K02709
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
趙 秀敏 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (60733079)
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研究協力者 |
三石 大 東北大学, 教育情報基盤センター, 准教授 (50305306)
大河 雄一 東北大学, 大学院教育情報学研究部, 助教 (60361177)
今野 文子 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (20612013)
冨田 昇 東北学院大学, 教養学部, 教授 (80183078)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 大学初修中国語 / ブレンディッドラーニング / スマートフォン / 復習教材 / 教材設計 / インストラクショナルデザイン / Microlearning / Mobile Microlearning / 連結主義 (Connectivism) 学習理論 |
研究成果の概要 |
本研究は、大学初修中国語教育において、我々が提案するブレンディッドラーニング(BL)のための3段階学習プロセスモデルを踏まえながら、PC利用eラーニングからスマートフォン利用への転換を図った。具体的には、Microlearning及びその設計原則に基づき、BLのためのスマートフォン利用復習教材の設計方針を提案し、これに基づいてアプリ教材を開発し、学習管理システムを構築した。実証実験の結果、学習意欲の継続、授業後の復習、特に音声面を重視した復習の促進に効果的であり、これにより、対面授業と連携させたユビキタス学習環境の構築が期待できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大学初修中国語教育において、提案3段階学習プロセスモデルを踏まえながら、PC利用eラーニングからスマートフォン利用への転換を図るものであり、Microlearningに基づいて、BLためのスマートフォン利用復習教材の設計手法を明らかにして、アプリ教材を開発した点に学術的新規性を有する。さらに、これを実証実験により検証し、学習意欲の継続、復習の促進効果、及び対面授業と連携させたユビキタス学習環境構築の可能性を確認した。こうした研究成果は、関連分野における先駆的な試みであるとともに、今後のICT活用中国語教育の方向性を示唆するものと位置付けられる。
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