研究課題/領域番号 |
15K02717
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今尾 康裕 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (50609378)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | アカデミックライティング / ツール開発 / 共起語検索 / 外国語教育 / ライティング支援 / コーパス / 工学テキスト / 工学学術テキストデータベース・検索システム構築 / 英語工学テキストコーパス / コーパス分析ツール / コロケーション検索データベース |
研究成果の概要 |
本研究では、英語で書かれた工学分野の入門書の電子化および研究誌の論文からテキスト抽出処理をして工学英語コーパスを作成した。そして、分野特徴語を統計的に抽出してその共起語リストを作成したものと、コーパスを文法タグづけして、単語間の文法的関係をもとに共起語を抽出する方法を比較した。統計的に抽出する場合にはデータベース登録前に手間がかかることや、文法情報に基づく特徴語抽出の有用性が高いことがわかったことから、文法的共起情報に基づくデータベースを作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学における英語学習は高学年時においては、すべてにおいて高いレベルを目指すよりも、分野ごとの語彙文法知識や特定のタスクをこなせる能力を身につけることが現実的である。特に専門分野の語彙に関しては、これまで専門用語の単語リスト作成などは行われてきたが、共起情報まで含めたものは多く見られなかった。それらを考慮したデータベースを作成し、学習に必要な共起語を抽出したり、論文作成時に、特定の語の共起語を検索できることは、大学生・大学院生のみならず、研究者に取っても有用なものであろう。
|