研究課題/領域番号 |
15K02719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
盧 濤 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (80289652)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 誤用 / 誤用分析 / 対照研究 / 脱落 / 余剰 / 語順 / 統語範疇 / 漢字 / 誤用の類型 / 統語誤用 / 誤用の個別性 / 誤用の共通性 / 漢字文化圏 / 脱落の類型 / 余剰の類型 / 統語範疇混同 / 誤用の分類 / 語彙中心主義 |
研究成果の概要 |
研究業績に示す通り、日本語の漢字・漢字語からの中国語学習に対する干渉をはじめ、母語日本語の干渉と中国語と日本語との統語的異同、及び中国語統語範疇と語順の特徴について、比較的体系的に分析することができた。特に機能語別の余剰現象と脱落現象及び動詞の混同使用をめぐって、日本人学生によるその誤用の類型の体系化に成功し、その起因について、異なる言語体系の統語構造や語彙構造によるという一般論を再検証しつつ修正を加えた。また、異なる言語体系を母語とする中国語学習者に見られる中国語統語誤用の異同即ちその個別性と共通性を分析作業を進めていくアイデアが得られ、今後その作業を進めていく予定である。
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