研究課題/領域番号 |
15K02729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
金子 朝子 昭和女子大学, 文学研究科, 教授 (10138505)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 英語絵本 / 教材としての英語絵本の作成 / 英語絵本教材の指導効果 / 指導でのwait timeの重要性 / 英語絵本教材 / 英語による英語指導 / wait time / 英語母語話者の物語コーパス / GUIDED READINGに基づいた物語指導 / 小学校と中学校の~ingの扱い / 入門期の英語の物語 / 小・中学校の動名詞の学びの連携 / 小学校英語指導書のコーパス / 子どものリテラシー / 小学校で使用する英語絵本教材 / 絵本の指導プロセス / 物語の面白さ / 英語発話の引き出し / 感動した物語 / 絵本の読み聞かせ / 英語物語コーパス / 英語慣用句 / レキシカルフレーズ / 家族についての語り / 昔話・童話についての語り / 赤ずきん / ウサギとカメ |
研究成果の概要 |
本研究は、申請者が平成26年度までに科学研究費を受けて作成した「英語物語コーパス」に基づいて、英語による絵本物語の展開の特徴を調査し、収集した物語で多く用いられているレキシカルフレーズを参考にして、日本の小学校に於ける英語指導で活用できる英語の物語とその学習ステップとなる指導内容や方法を公開したものである。 まとめとして、作成した英語物語を教材としてアクション・リサーチを行い、絵本を用いての英語指導に於いても、学習者からより多くの英語の応答を得る鍵となるのは、指導者による英語の質問と教師が質問後に学習者に充分なwait time (待ち時間)を与えることが必要であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校に於ける教科としての英語教育は日本ではまだ始まったばかりであり、指導の成果をあげるには、どのような内容を、どの言語で、どのように指導することが効果的なのかについての研究はまだ不十分と言える。教科としての指導で用いるテキストの内容や指導法については、更に豊富な研究が望まれる。 本研究の成果は、英語母語話者から収集した英語絵本物語コーパスを基礎データとして作成した英語絵本を使用した最終リサーチで、初級学習者が自らの気持ちや考えを英語で伝える力を育てるには、教師と学習者間の英語によるやり取りと学習者の回答を待つ充分な時間が必要であることを示した点にあり、これからの初級英語教育の示唆となろう。
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