研究課題/領域番号 |
15K02739
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
小山 敏子 大阪大谷大学, 教育学部, 教授 (20352974)
|
研究協力者 |
山西 博之
薮越 知子
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 電子辞書 / スマホ辞書アプリ / タブレット / 英語教育 / 辞書検索行動 / 辞書指導 / 辞書アプリ / スマートフォン / 英語辞書アプリ / 英語学習 / スマホ辞書 / タブレット辞書 / 検索語の定着 / 辞書利用の意識変化 / 検索語彙の定着 / 検索行動 / 辞書使用方略 |
研究成果の概要 |
電子辞書とスマホやタブレットの辞書アプリケーションを、英文読解時の辞書検索頻度、検索語彙の定着率、英文読解度などの学習効果と学習者らからのフィードバックを比較検討した。その結果、電子辞書とスマホの辞書アプリの間では違いは見られず、スマホとタブレットの辞書アプリ間では、検索語の一週間後の定着率はスマホを利用したほうが有意に高かった。 また、大学入学直後の英語学習辞書の利用履歴やスマホの利用状況を調べた3年間の質問紙調査の結果から、英語を読むときも書くときも電子辞書とスマホのWeb検索を併用していることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育のICT化が推進される中、英語学習に欠かせない学習辞書のあり方も変化している。教具としてその地位を確立した電子辞書は、今やスマホやタブレットの爆発的な普及に伴い、特に大学生には携帯されなくなってきている。 本研究では、こうしたディバイスの変化が英語学習者の行動や学習効果にどのような影響を与えているかを多角的に調べ、辞書指導のあり方を含めた今後の辞書利用の方向性を考察したものである。
|