研究課題/領域番号 |
15K02743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
松尾 かな子 熊本高等専門学校, 共通教育科(熊本キャンパス), 准教授 (30413876)
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研究分担者 |
堤 豊 熊本学園大学, 商学部, 教授 (80227446)
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研究協力者 |
松野 了二
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ESL/EFL / 英語読解力教育 / テキスト解析 / クラウド / MS Word / MS Word/Excel / 外国語教育 / 教材作成支援 / 読解力教育支援 / ワードプロセッサ / 外国語教育支援 / 表計算ソフト |
研究成果の概要 |
本研究は語学教材作成に必要な機能を多くの教員が普段利用しているMS Wordに組み込み,コンピュータに不慣れな教員でもより手軽でより効果的な教育活動を可能とする語学教育支援環境の構築を目指した。以下に我々がMS Wordのメニューとして開発した主な機能を示す。1)(開発済みであった)テキスト解析用難易度辞書の再編成,テキスト解析機能の強化,2)オーセンティックな記事の検索,取り込み機能,3)教室での理解力確認を念頭においた小テストの作成機能。これらの機能を利用すれば,語学教材作成に関する一連の作業をすべてMS Word内で完結可能である。なお,本研究の成果は国際学会と国内学会において報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
例えば読解力教育で旬のニュースを教材として利用したい場合,一般的に1)CNNなどのサイトで記事を検索する,2)学習者の興味を引きそうな記事があればエディタに取り込む,3)高難易度の語を低難易度の同等の語に書き換える,または注釈をつける,4)ある単語のコロケーションを提示したい場合にはテキスト解析アプリを使って解析する,5)実力確認用小テストの作成を行う,など複数のアプリを使い分ける必要がある。我々の研究ではこれら語学教材作成に必要な一連の作業をMS Word上で完結できることを目指し,重要な部分を実現した。これにより,語学教材(特に読解力教育用教材)の作業時間は大幅に短縮可能となると思われる。
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