研究課題/領域番号 |
15K02773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
西谷 工平 就実大学, 人文科学部, 准教授 (80633627)
中崎 崇 就実大学, 人文科学部, 准教授 (60554863)
小田 希望 就実大学, 人文科学部, 准教授 (70435337)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 外国語教育 / 転移 / エラー / 母語の意識の活性化 / 母語と外国語の違い / 異文化理解 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語母語話者が英語学習の過程で産出するエラーの要因を言語学的観点から分析し、その予防策を検討した。本研究では、収集したデータに基づき、とくに3つのケースを試行的に取り上げた。複数形態素-sのエラーは各言語における名詞の種類に対する関心度の違い、助動詞couldのエラーは「できた」の多義性の認識不足と英語への翻訳曖昧性、思考表現I thinkのエラーは個人的見解の表明方法に関する各言語圏での価値観の違いにそれぞれ起因する。結果として、外国語運用において形態素、語、文、文を超える階層まで母語知識が介在し得ることを指摘し、エラーの予防策のひとつとして母語知識の活性化が必要だと論じた。
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