研究課題/領域番号 |
15K02785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
酒井 英樹 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (00334699)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 教育評価・測定 / パフォーマンス評価 / スピーキング・テスト / ライティング・テスト / タスク評価 / 自己評価 / 技能統合 / スピーキング / ライティング / CEFR / Can-Do リスト |
研究成果の概要 |
本研究は英語コミュニケーション能力のパフォーマンス評価法を検討するものであった。第1にコミュニケーション能力の評価に関する3つの方法(CEFRもしくはCEFR-J に基づくCan-Do リストを用いた評価、タスク利用型の言語評価、ダイナミック・アセスメント)を理論的に整理した。第2に、Can-Do リストを用いた評価タスクの作成と評価基準の整理を行い、話すことと書くことの評価方法の妥当性を検討した。第3に、3つの評価方法の関係を分析し、タスク達成度、ダイナミック・アセスメント、タスク利用型の言語評価の流暢さが相互に関係する可能性を示した。教育的示唆は研究発表及び論文発表において行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、コミュニケーション能力のパフォーマンス評価法に関する3つの異なるアプローチ(CEFRやCEFR-Jの言語行動を主軸とする目標設定に基づく評価、第二言語習得理論の研究成果を背景とするタスクに基づく教授法におけるタスク利用型の言語評価、社会文化論的な立場からタスクの中で参加者がどのように相互交渉するのかのプロセスの点から評価を行うダイナミック・アセスメント)を包括的に整理し、その関係を明らかにしようとしたことである。 社会的意義に関しては、日本における外国語教育では4技能重視の指導と評価が推進されている。この中で、パフォーマンス評価法の研究は、教育的示唆も得ることができる。
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