研究課題/領域番号 |
15K02790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 群馬県立女子大学 (2018) 熊本県立大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
飯村 英樹 群馬県立女子大学, 文学部, 准教授 (30382831)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | リスニングテスト / 多肢選択式 / 問題形式 / 錯乱肢 / 妥当性 / テストテイキングストラテジー / 重回帰分析 / 多肢選択式テスト / 項目分析 / 当て推量 / TOEIC / リスニング / 魅力度 / シンタグマティック / パラディグマティック / ラッシュモデル / 錯乱肢の魅力 / テストテイキング・ストラテジー |
研究成果の概要 |
本研究は多肢選択式リスニングにおける錯乱肢の魅力度(もっともらしさ)を構成する要因を検証した。日本人大学生を対象としたTOEIC(R)のテストデータを分析した結果、応答問題では「応答キーワード」(質問文の疑問詞に対する答えとなるキーワードを含む)と「語彙的連想」(質問文の語句と関連する語句を含む)、長文問題では「同語」(本文の語句を含む)が、錯乱肢をもっとらしくする要因であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は国内外の多くの主要な英語テストで採用されている多肢選択式テストにおける錯乱肢の魅力度を決定する要因を明らかにする。錯乱肢は正答肢に似ていなければならないが、明らかに誤答でなければならないという厳しい制約があるために作成が非常に難しい。現状では、有効な錯乱肢作成のガイドラインがなく、テスト作成者は複数の錯乱肢を作り出すことに苦慮しており、作成した錯乱肢は実際には機能しないことも多い。本研究の成果は、作成すべき、または避けるべき錯乱肢がどのようなものかを明らかにし、より妥当性の高いテスト作成に寄与する。
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