研究課題/領域番号 |
15K02792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 文教大学 (2017-2018) 国際基督教大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
渡辺 敦子 文教大学, 文学部, 准教授 (70296797)
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研究分担者 |
宮原 万寿子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00453556)
岩田 祐子 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50147154)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 振り返り / リフレクション / 質的研究 / 教師の成長 / 質的データ / ジャーナル / フォーカスグループディスカッション / インタビュー / 省察 / 教師教育 / 言語教師認知 / 教師認知 / 教員養成モデル / 大学と大学院の連携 / 教師教育者の成長 / 教員の成長 / 学生の成長 / 教員養成 / 教員認知 / 面談 / ジャーナル記述 |
研究成果の概要 |
本研究では教師教育者、英語教員、教員養成段階の大学院生の三者が振り返りによる成長することを目的とした。面談、ジャーナル、ディスカッション等の質的データ分析後明らかになったのは三者にとって振り返りの実践が困難であり、教師教育者、教員はデータ分析に数年をかけ、ようやく研究当初の自己の体験をメタ認知的に見ることができた。振り返りとは自然発生的に起きるものではなく、面談時における質問を多様化する、参加者が自分の質的データを読む、様々な振り返りのアクティビティーを導入する、Thinking at the Edge(TAE)等のストラテジー導入等足場掛けとなるサポートが必要であることを提言する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は振り返りについて4年間という長期にわたり研究者、研究参加者が話し合いをしたことである。長期の参加によりその時々による個々の成長が見られ、教師の成長とはそのキャリアを通しての連続体であることの提示であろ。また研究者間の分析に数年の時間を費やしデータ分析、論文執筆もふり返りの場となることへの認識だ。データ分析は個人による振り返り、また研究者間の話し合いによる振り返りから成り、分析方法もテーマ抽出、包括的な意味を考えるフレーム等からの振り返りもあった。さらに論文を書き上げていく過程も振り返りの場となることを提言した。また本研究では振り返りを促すための具体的な方策をも提案している。
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