研究課題/領域番号 |
15K02794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
渡部 良典 上智大学, 言語科学研究科, 教授 (20167183)
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研究分担者 |
加納 幹雄 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (70353381)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 英語教育 / 授業研究 / 英語教員の授業力 / 授業観察の方法 / アクション・リサーチ / 英語授業研究 / 英語教員の指導技能 / 授業力の診断 / 授業観察システム / 英語教員の英語運用能力 / 学習効果 / 授業観察 / 英語教員 / 英語運用力 / 評価 / 診断 |
研究成果の概要 |
中学校、高等学校では公開授業その他さまざまな機会に授業研究が行われる。その際教育庁の職員および大学教員が観察をして授業担当者を交えてコメントを伝えるといった方法が行われている。しかしながら、このような方法が現職教員の指導力養成に結びついているのか、授業を観察される側の教員の望む方法なのかどうかは十分に理解されていない。本プロジェクトでは、現職教員と懇談会を開き、聞き取り調査を行い、さらにアンケートを実施し、現職教員が従来の授業研究をどのように捉えているのかを明らかにし問題点を特定した。その上でより充実した授業研究を行うための方法を教育学および第二言語習得研究の観点から提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現職の中等教育英語教員にグループ面談とアンケート調査を行い、現在行われている授業研究に関する問題点を特定し望ましい研修の在り方を明らかにした。一方、言語教育研究において授業観察の方法および学習者理解の方法に関する実証研究が国内外で広く行われ、その有効性について効果が検証されている。本研究では、上記調査から得た情報をもとに、現職教員のニーズに合った効果的な授業研究の方法を体系的に解説することにより、これまで乖離する傾向のあった学術研究の成果と日々の指導の実践の実践と研究の成果の橋渡しをした。また教員が調査に協力者として参加すること自体が研修の機会となるよう配慮しアクション・リサーチの一環とした。
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