研究課題/領域番号 |
15K02795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
古賀 功 東海大学, 国際教育センター, 准教授 (90528754)
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研究協力者 |
佐藤 臨太郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 英語を英語で教授する / 英語学習動機 / 英語会話意欲 / 個人内要因 / 英語教授法 / 会話意欲 / 理想の自己 / 内発的動機づけ / 英語を英語で教える / 会話要因の変動 / 動機要因の変動 / 英語の授業を英語で / 教員の母語の影響 / 動機付け / 英語での授業 / 英語を英語で教授 |
研究成果の概要 |
指導言語の違いが学習者の動機・会話要因に影響を与えることは少ないという結果が得られた。しかし、英語で教授することは学習者に頻繁に英語に触れ、使用する機会を与えることができ、また比較的英語熟達度の高い学生にとっては、all Englishの環境が適切であると考えている点から、日本語の使用は極力避けるべきである。いつ日本語を使用すべきかという点に関しては、活動やテストの指示と単語や文法説明をする際に、その使用は推奨される。まとめとして、日本語と英語での間に差がなかったという結果は決して無意味なわけではなく、反対にマイナの効果がないということは英語で行ってもよいということを示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語の授業は原則英語で教授するという方法は、学習者の動機づけや英語で会話する意欲の向上という観点からはあまり良い効果は見られなかった。しかし、この教授方法が決してマイナスの効果を示したわけではなく、英語を実際に使用できる場所や英語に触れられる場所を提供できたことは事実である。本研究協力者は、指示の確認や単語・文法説明など複雑かつ重要な事項に関しては特に日本語での説明を望んでいた。いつ、どのような状況で教師が日本語を使用するべきかを検証することは今後の課題ではあるが、本課題では、英語・日本語で教授するというよりはむしろ、動機づけや会話意欲に影響を強く与える要因がほかにあるということが判明した。
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