研究課題/領域番号 |
15K02800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
市山 陽子 東邦大学, 看護学部, 准教授 (50458741)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アイテムバンク / ラッシュ分析 / 正書法処理 / 音韻処理 / 項目バンク / 医療英語 / 項目バンク構築 / プレースメントテスト |
研究成果の概要 |
看護学部の学生が医療英語特有の難解な語彙を習得する際に必要となる、正書法処理力(特定の文字が単語内で出現する位置についての特徴、文字の並びについての規則性や頻度を抽出し、これらの知識に基づいて単語を処理する能力)と音韻認知力(書かれた単語を音素と書記素の対応規則によって音声化しながら単語を処理する能力)を正確かつ継続的に測定(形成的評価)するため、医療英語の語彙に焦点化したテスト項目を174問の備えた項目バンクをラッシュ分析を用いて構築した。また研究結果を反映させた問題を使用した補助教材を5枚作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては174項目の英語読解能力の下位構成要素である正書法処理能力および音韻処理能力を測定する問題を作成し、学習補助教材を5枚作製したことに加え、5本の英語論文(内2本国際誌)および3回の国際学会での発表を行った。特に医療英語の文字と音の関係の複雑さは読解力向上における課題の一つであること、これまでに正書法処理能力と音韻処理能力の測定および向上を主眼とした研究は日本に限らず世界においても非常に限られていることからも、英語を外国語として学習する国において今後ますます高まる英語読解力向上のための一助となると考える。
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