研究課題/領域番号 |
15K02802
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
石原 紀子 法政大学, 経営学部, 教授 (90523126)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 教員養成 / 教師教育 / 教員のプロフェッショナル・デベロップメント / 語用論的指導 / プラグマティックス指導 / 多文化理解 / 教員アイデンティティー / 航空英語 / (イン)ポライトネス / 教員エイジェンシー / ライフ・ヒストリー・インタビュー / 語学教員のアイデンティティー / 教員のプロフェッショナル・ディベロップメント / 異文化間コミュニケーション / 小学校の英語教員の養成 |
研究成果の概要 |
今日の日本の英語教育において、言語運用能力の不可欠な構成要素である語用論的能力(状況にふさわしい適切な英語を用いる能力)は十分に指導されておらず、語学教員の養成においてこの領域の知識や指導技能の拡大を図ることが肝要である。 本研究では、①語学教員が語用論的指導をする際に重要な資料となるデータベースの更新、②語学教員対象の語用論的指導に関する書籍の増補・改訂、③米国およびイタリアの教員養成における語用論的指導の検証と日本の教員養成への応用の三点を中心に、語学教員養成における語用論的指導の向上に貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語教育の現場で語用論指導を適切に行うためには、まず教員が語用論的ことばの使い方に関する意識を高めその指導法に精通していなければならない。本研究は、語学教員を対象にそのような研修や講座を提供し、教員の学びを検証して更なる教員の知識や技能の発展を図る意義がある。 語用論的指導に関するデータベースや研究代表者が担当している語学教員対象の研修では、実践的な内容を扱うため現役教員や教職課程の学生にも受け入れやすく教育現場に応用できるため有用であるとの評価を得ている。教員の認知に関する検証を重ね、グローバル化が進む中での国際語としての英語指導や言語複合主義などについても重要な示唆を提供する。
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