研究課題/領域番号 |
15K02806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 大阪医科大学 (2016-2018) 京都医療科学大学 (2015) |
研究代表者 |
藤枝 美穂 大阪医科大学, 医学部, 教授 (20328173)
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研究分担者 |
鈴木 広子 東海大学, 教育開発研究センター, 教授 (50191789)
小山 由紀江 順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (20293251)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医学英語 / 語彙テスト / ESP / コーパス / 専門語彙 / 医療英語 / リスニング / 項目分析 |
研究成果の概要 |
本研究では,医療系大学における英語教育において最もニーズが高いとされる英語専門語彙の習得を低学年次から支援するための専門語彙テストを開発した。ターゲット語の選定にあたっては,これまでの研究で独自に構築した患者向け医療情報テキストコーパスを利用した。語彙の意味理解を問う日英型,英日型,空所補充型,およびリスニングの英語選択型,日本語選択型の多肢選択問題を作成し,授業支援システムによるオンライン受験を可能にした。単語レベルの問題は一般英語のプレースメントテストと高い正の相関を示した。空所補充問題は日本語で学んでいる解剖学の成績と弱い正の相関を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療の国際化とチーム医療の普及により,医師だけでなく看護師や薬剤師などの様々な医療職においても英語に対するニーズが高まっている。特に英語医療語彙の習得が職種にかかわらず大学在学中の最も高いニーズであることがアンケート調査から明らかである。ESP(English for Specific Purposes,特定目的のための英語)教育プログラムの中で低学年次から専門語彙の定着を測定するためのESP語彙テストの開発は,プログラム評価の面からも意義があると思われる。
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