研究課題/領域番号 |
15K02820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高綱 博文 日本大学, 通信教育部, 教授 (90154799)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | グレーゾーン / 協力者 / 占領地 / 植民地 / 国際比較 / 協力 |
研究成果の概要 |
本研究は、占領地・植民地における支配権力への協力者と現地民衆のあり方に「グレーゾーン」を想定して国際比較の視点から検討することを試みた。国際シンポジウム及び研究会を開催し、ナチ占領下フランス、日本占領下の中国、日本植民地下の台湾・朝鮮などにおける「グレーゾーン」問題について比較研究を実施した。研究成果は、『史潮(新78号)』、『アジア遊学(205号)』、『現代中国研究(39号)』などに「グレーゾーン」をテーマとする特集として掲載した。「グレーゾーン」の研究は新たな発見を生み出す有力なアプローチであるが、同概念は多義的であり歴史学の分析概念としては更なる検討・陶冶が必要あることが明らかになった。
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