研究課題/領域番号 |
15K02825
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
堀 裕 東北大学, 文学研究科, 准教授 (50310769)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 孝謙天皇 / 称徳天皇 / 道鏡 / 法王 / 国分尼寺 / 天皇霊 / 王権 / 孝謙 / 称徳 / 皇位天授の思想 / 「皇位天授」の思想 / 伊勢神宮 / 安居 / 国分寺 / 法華寺 / 天 / 祖先祭祀 |
研究成果の概要 |
先行研究や研究代表者の研究により、これまで孝謙・称徳天皇は、「天」に可否を問うことで、皇位継承者の決定を行っており、その「天」には仏教が加わっていることが明らかにされてきた。これらを踏まえ、本研究では、孝謙・称徳天皇による仏教的な「天」に依拠する現説は、父である聖武太上天皇没後にみられるものであり、孝謙・称徳天皇自身の王位の正当性に不安が残る中で、その権威に依存したものであることを明らかにした。あわせて、(1)道鏡の法王任命は、「天」によるものではないことを解明することで、有力な学説であった法王=皇位継承者説は誤りであることを示し、(2)国分寺・国分尼寺の政策もこれらと一体であることを論じた。
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