研究課題/領域番号 |
15K02826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
本郷 恵子 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00195637)
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連携研究者 |
西田 友広 東京大学, 史料編纂所, 助教 (90376640)
遠藤 珠紀 東京大学, 史料編纂所, 助教 (10431800)
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研究協力者 |
今井 泰子
荻島 聖美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 薩戒記 / 有職故実 / 古記録 / 説話 / 国学 / 故実書 / 原文書 / 儀礼 / 故実 / 消息 / 古今著聞集 / 紙背文書 / リテラシー |
研究成果の概要 |
本研究は、古文書・古記録・編著物の三種の文献史料について、それらが相互に関連しあい、乗り入れあいながら伝来している状況に注目して考察するとともに、それらを書写・保管・利用してきた人々の意識や価値観を明らかにしようとしたものである。検討対象としたのは、説話編纂(文学史料)と歴史史料との関係/貴族社会の礼法や書簡作法に関わる故実関係史料の編纂と素材となる史料との関係/日記のなかに記録された文書の性格/複雑な伝来をたどった文書群の事情/国学者による中世史料の写本作成などである。 中世~近代にいたる、知識人の交流や史料の伝来関係は、知の体系の変遷や価値観の変容と大きく関わっていると考えられる。
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