研究課題/領域番号 |
15K02855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 九州歴史資料館 |
研究代表者 |
酒井 芳司 九州歴史資料館, 学芸調査室, 研究員(移行) (00543688)
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研究協力者 |
松川 博一
加藤 和歳
小林 啓
古川 順大
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 大宰府 / 木簡 / 古代の九州 / 律令制地方支配の成立 / 出土文字資料 / 西海道 / 赤外線カメラ / X線CTスキャナ / 平城京 / 長岡市八幡林遺跡 / 多賀城 / 薩摩川内市京田遺跡 / X線CTスキャナ / 樹種同定 / 日本古代の広域地方行政 / 税の貢納 / 樹種分析 |
研究成果の概要 |
大宰府出土木簡について、加工や筆跡、内容および、出土状況の再検討により、その最終的な廃棄の状況と廃棄した主体を確定した。この方法によって、大宰府史跡出土の付札木簡の多くは、付札に書かれた九州島内の地名の現地において製作され、税の物品に付けられて大宰府まで運ばれて来た荷札木簡である可能性が高いことが明らかになった。ついで、大宰府の西海道統治の実態についてあらためて考察し、西海道の特殊な地域支配の成立を、大宝元年~2年(701~2)に施行された大宝律令によって、大宰府が制度的に完成する前の7世紀以前に遡って明らかにした。これによって九州の地域社会の特質の一端をも解明できた。
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