研究課題/領域番号 |
15K02859
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
箱石 大 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (60251477)
|
研究協力者 |
白石 烈 宮内庁, 書陵部編修課, 研究員
宮間 純一 中央大学, 文学部, 准教授
石田 七奈子 東京大学, 史料編纂所, 学術支援専門職員
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 日本史 / 近現代史 / 史料学 / 維新政権 / 明治太政官文書 |
研究成果の概要 |
維新政権期の明治太政官文書を素材に、文書群としての生成・蓄積過程とその構造、及び伝来の経緯について復元的研究を行なった。国立公文書館と東京大学史料編纂所に分割所蔵される文書群については、さらに宮内庁が管理する文書群も含め本来は一体のものであったことを明らかにした。各地に現存する旧藩大名家文書から抽出した明治太政官関係文書については、原本あるいは編纂物として有益な史料が伝来していることを確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、文書原本がほとんど失われたとして事実上研究の空白期間とされてきた維新政権期における明治太政官文書の研究にとって、国立公文書館・東京大学史料編纂所・宮内庁の3機関に現存する文書原本群を本来一体であったものと認識して総体的に分析する方法と、旧藩大名家文書に含まれる明治太政官関係文書を抽出して調査する方法が共に有効であることを明らかにした点が、本研究による研究成果の学術的・社会的意義である。
|