研究課題/領域番号 |
15K02874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
劉 傑 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80288018)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 汪兆銘 / 南京政府 / 日中関係史 / 親日 / 漢奸 / 日中関係 / 和解 / 汪兆銘政権 / 親日派 / 蒋介石 / 国民政府 / 支那通 / 外務省 / 平和 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトは、従来の日中関係史のなかで論じられて来なかった「汪兆銘」と「汪兆銘政府」に関する基礎的研究である。研究期間中、私は、日本と日本以外の地域に散在する汪兆銘の個人史料および汪兆銘政権関連の史料を調査し、網羅的な汪兆銘関係史料集の編集に向けての準備を完成した。また、これらの史料に基づいて、汪兆銘の伝記の執筆をはじめている。研究終了後2年以内に、これらの成果を社会に公開し、日中関係史研究に新たな貢献をする予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日中関係史のなかで大きな足跡を残した汪兆銘関係の史料を広く集め、「汪兆銘関係史料」を編集して日本の読者に紹介すると共に、客観的な立場から汪兆銘の人物伝記の完成を目指すものである。 汪兆銘は孫文の継承者と目され、近代日中関係史のなかで重要な役割を果たした。しかし、日中戦争中、日本占領地の南京で政権を樹立したため、戦後「売国奴」「漢奸」と評価され、日中関係史の記載から削除された。しかし、彼の思想と行動を解明することは、近代日中関係史を多面的に捉えることに不可欠な作業である。「汪兆銘関係史料」と汪兆銘の伝記の完成は、日中関係史の不足を補い、日中関係史全体像の構築に貢献するものである。
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