研究課題/領域番号 |
15K02877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
末田 智樹 中部大学, 人文学部, 准教授 (80387638)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 近世日本捕鯨業 / 日本海沿岸捕鯨業 / 西海捕鯨業地域 / 北浦地域の捕鯨漁場 / 九州鯨組 / 巨大鯨組と中小鯨組 / 勢美鯨と座頭鯨 / 運上銀と御用油 / 九州の中小鯨組と巨大鯨組 / 須佐浦と見島浦への入漁 / 交流と漁場利用の変化 / 佐郷島からの双海船船頭・加子の雇用 / 日本海沿岸捕鯨業地域 / 九州の巨大鯨組と中小鯨組 / 通浦と瀬戸崎浦への入漁 / 川尻浦の羽指雇用 / 運上銀・御用油 / 北浦捕鯨業地域 / 九州の巨大鯨組 / 捕鯨漁場 / 鯨運上銀 / 益冨又左衛門組 |
研究成果の概要 |
江戸時代の日本海沿岸には、肥前国(長崎県)を中心とした西海地域と長門国(山口県)の北浦地域に好適な捕鯨漁場(以下、漁場=漁村)が存在した。そこで捕鯨業を成立・展開した専門集団を「鯨組」と呼称した。西海地域の九州鯨組が北浦地域の漁村へ出漁した背景や条件、雇用・漁場利用問題、さらに捕獲鯨の種類について考察を深めた。 その結果、九州鯨組は享保~天保期にて北浦地域の漁村へ出漁し、漁場の範囲を拡大させた。しかも安政期の萩藩直営の鯨組では、西海地域の巨大鯨組から数百人規模を個別に雇用したことが判明した。西海地域では主にセミ鯨が捕獲されたのに対し、北浦地域では主にザトウ鯨が捕獲されたことが判明した。
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