研究課題/領域番号 |
15K02878
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 同志社大学 (2017-2018) 京都造形芸術大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
秋元 せき 同志社大学, 人文科学研究所, 嘱託研究員 (20469208)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 田辺朔郎 / 近代土木 |
研究成果の概要 |
近代日本における地域総合開発と都市基盤整備における技術者の役割の解明を目的として、「田辺朔郎関係文書」に含まれる日記・書簡を中心に調査・研究を行った。この史料群には、明治・大正期の各地の様々な都市基盤整備に関わった人物の書簡や記録類が含まれる。今回の調査では、田辺と姻戚関係にある北垣国道(京都府知事・北海道長官などをつとめた内務官僚)や榎本武揚などの未撮影の書簡等のデジタル撮影を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で調査対象とした「田辺朔郎関係文書」は、明治から大正・昭和期にかけての日本の土木史・都市計画史を実証的に分析する上での素材となる史料群であると同時に、文化財的価値も高い歴史資料である。こうした書翰・記録類などの一次史料には、刊行資料や公文書などには記されていない様々な内容が含まれ、近代日本の地域総合開発と都市基盤整備に関わる当事者の見解や、非公式の往復書簡にみられる人物像など、新たな知見が得られた。
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