研究課題/領域番号 |
15K02896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
三品 英憲 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (60511300)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中国共産党 / 毛沢東 / 戦後国共内戦 / 土地改革 / 中国土地法大綱 / 全国土地会議 / 晋察冀 / 華北農村社会 / 華北農村 / 党-国家体制 / Party-State System / 戦後国共内戦期 / 基層社会 / 地方党組織 |
研究成果の概要 |
本研究は、1940年代後半、中国共産党の中央レベルの指導者が、華北農村社会についてどのように認識していたのか、またそれが土地改革政策にどのように反映され、その結果、どのような構造の支配が成立したのかを考察した。研究の結果、次のことが明らかとなった。すなわち、毛沢東を中心とする中央レベルの指導者は、支配していた華北農村の客観的現実からまったく乖離した認識に基づいて土地分配政策を強行し、社会には大きな混乱と対立が生じた。しかしそのことは共産党の支配の弱体化を招いたのではなく、逆に支配の強化を導き、中華人民共和国において毛沢東・共産党が社会秩序を任意に操作できる基礎をつくった。以上である。
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