研究課題/領域番号 |
15K02912
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
櫻井 智美 明治大学, 文学部, 専任准教授 (40386412)
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研究協力者 |
森本 創
石山 裕規
牛 瀟
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | モンゴル帝国 / 中国 / 江南 / 元代 / 士人 / 広州 / 中華 |
研究成果の概要 |
モンゴル帝国の世界史上の役割に注目が集まる中で、当時の人々がその時代をどうとらえていたのかについて考えるため、特に「中国」という用語に注目して検討を行った。モンゴル時代に「中国」が大きくなったという研究史的な見方があるが、とりわけ、江南知識人が考える「中国」が何・どこを指し、どのようなニュアンスを持ったのかを考察することで、彼らの考える「中国」の範囲が広がるのではなかったことを明らかにした。華北と江南の知識人の意識の差や、元代における嶺南(広州を含む)と江南の関係性、江南史における元代の位置づけについても言及した。
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