研究課題/領域番号 |
15K02928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小川 知幸 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (70312519)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 西欧近現代史 / 史料研究 / 絵図・地図 / グローバル化 / 政治・社会地理学 / ヨーロッパ中世史 / コミュニケーション / 情報・メディア / 地図史 |
研究成果の概要 |
本研究は、史上初の地図帳であり1570年から1641年まで48版を出版したオルテリウスの『世界の舞台』に掲載された全地図を収集・分析することで、世界諸地域間の階層・序列化の思考プロセスと統合システム、すなわち「目的を達成させる世界」(ドメイン、domains)を明らかにすることを目的とした。その結果、大航海時代の成果といわれるにもかかわらず、アメリカ=新大陸はアフリカ大陸、ロシアと同様に世界の周縁に位置づけられ、一方でアジアは伝説とかかわる歴史世界から現れ、日本地図を大縮尺で加えることでヨーロッパの共時的世界に引き込まれたこと、またヨーロッパ西部の内陸部に次第に西進する重点化地方を見出した。
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