研究課題/領域番号 |
15K02929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小原 豊志 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (10243619)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 反知性主義 / 白人性 / 奴隷制擁護論 / 人民主権論 / 「ドアの反乱」 / 異人種間結婚 / 人民主権 / 異人種間結婚禁止法 / 人種混淆 / 人種差別思想 / 福音主義 |
研究成果の概要 |
本研究は反知性主義、および白人性の分析視角のもとに、建国期以降、19世紀をつうじてアメリカ合衆国で唱えられた黒人奴隷制擁護論、人民主権論、反黒人思想の言説分析をつうじ、アメリカ型民主主義に内在する人種差別性を解明したものである。 具体的には南部奴隷制擁護論、人民主権論のアンテベラム的展開、および南北戦争以降期の異人種間結婚禁止論を分析することにより、これらの言説には聖俗両面における人民の絶対的平等を前提とする反知性主義特質が色濃く反映していた一方で、その「人民」を人種によって境界づける民衆の人種意識が強い影響を及ぼしていたことを明らかにした。
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