研究課題/領域番号 |
15K02930
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
姉川 雄大 千葉大学, アカデミック・リンク・センター, 特任講師 (00554304)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | ハンガリー / 戦間期 / 市民社会 / 自由主義 / ナショナリズム / 暴力 / 権威主義 / 戦間期ハンガリー / パラミリタリ / 第一次世界大戦 / 東欧 / 両大戦間期 |
研究成果の概要 |
第一次世界大戦後ハンガリーの市民社会と体制内化された暴力について、以下のように明らかにした。戦間期ハンガリーにおける権威主義政治の展開は、市民社会の一部が軍事領域に包摂される過程と、自由主義的国民化政策から監視と暴力による統治への転換を含んでおり、後者は、地方当局の政策推進努力と地域住民の反応の相互作用の中から生じていた。この背景には、第一次世界大戦後の体制が確立し準軍事的暴力が体制に回収される際に市民社会が関与し、そこに暴力が埋め込まれるという過程があった。
|