研究課題/領域番号 |
15K02945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
谷澤 毅 長崎県立大学, 経営学部, 教授 (00288010)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ハンザ / ハンザ都市 / ドイツ / 港湾都市 / 軍港都市 / キール / リューベック / 交通 / ブレーメン / 移民 |
研究成果の概要 |
本研究では、近代ハンザ都市の商業を中心とする発展動向について検討を加えた。主要ハンザ都市のなかでハンブルクが大規模な貿易都市として成長したことは既知の事柄であるので、本研究ではブレーメンとリューベックの産業都市としての成長を明らかにするとともに、キールを取り上げて、同市が軍港都市として大きく成長し、軍港という制約のなかで商業港としても成長しようとする姿を描き出そうとした。そのほかにも、ブレーメンを舞台とする移民の輸送をはじめとする航路の広がりや、19世紀の歴史意識の高まりとともに海軍を含むドイツ社会がハンザを「再発見」し、ハンザの記憶が継承されるようになった契機についても考察した。
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