研究課題/領域番号 |
15K02966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
吉村 真美 (森本真美) 神戸女子大学, 文学部, 教授 (80263177)
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研究分担者 |
中沢 葉子 (並河葉子) 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (10295743)
水谷 智 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (90411074)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 帝国史 / 植民地主義 / イギリス / 日本 / 東アジア / 文化研究 / 社会福祉 / 教育 / 植民地統治 |
研究成果の概要 |
本課題は、イギリスの帝国理念や、この理念を反映した制度および社会事業が帝国の境界を超えて伝搬され、近代日本において展開をみた諸事例に注目し、この異帝国間伝搬のメカニズムを、日本・イギリス双方の史料の検証によって解明することを試みた。 近代日本は、自身をも含めた複数の帝国の力が重層的に作用する「間-帝国」(trans-imperial)」領域であり、イギリス帝国の諸制度の伝搬はモデルを単純に後者に移植するものではなく、複数の帝国勢力が宗教や社会活動のさまざまなネットワークを通じて重層的に干渉しあうなかで進行したこと、さらにこの作用はイギリス帝国自身のあり方にも影響を与えていたことを明らかにした。
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