研究課題/領域番号 |
15K02973
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
樋口 和美 (水本和美) 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 講師 (80610295)
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研究分担者 |
二宮 修治 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (30107718)
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研究協力者 |
新免 歳靖
木野 香代子 (杉谷 香代子)
藤掛 泰尚
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 考古学 / 肥前色絵磁器 / 17世紀中葉 / 材料 / 技術 / 意匠 / 祥瑞 / 自然科学分析 / 文化財科学 / 陶磁器 / 肥前 / 近世 / 色絵 / 分析 / 色絵(古九谷・祥瑞・プレ鍋島) / 上絵付の技術 |
研究成果の概要 |
日本では、1610年代まで磁器の国産化はできておらず、戦国時代の武将も中国製品を使っていた。ところが、それからわずか30年余りで1640年代から1650年代後半にかけて、この肥前磁器のデザインと技術が飛躍的に向上した。この躍進を支えたものは何かを探った。デザイン(意匠)については、それまで使われていた中国磁器と先行して焼かれた国産陶器が大きな影響を与えた。技術の躍進は、デザインへの要求を満たすためになされた。素地に関しては、化学的変化によってなされた原材料としての特性が重要である。さらに、材料としての精製が行われた。顔料などの材料ともに、デザインと絵付の技術などが相まって、この躍がは起こった。
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