研究課題/領域番号 |
15K02974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
足立 拓朗 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (90276006)
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連携研究者 |
長屋 憲慶 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 特任助教 (60647098)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 西アジア / 青銅器時代 / アラビア半島 / 遊牧民 / 銅石器時代 / サウジアラビア / 円塔墓 / 集落遺跡 / 祭祀遺跡 / 祭祀 / 埋葬 |
研究成果の概要 |
本研究では、計画通りサウジアラビア北西部で複数の遺跡の位置や内容を確認した。これらの遺跡には、銅石器時代と考えられる環状祭祀遺構と前期青銅器時代と考えられる円塔墓と台状祭祀遺構が含まれていた。研究の結果、3遺構の系統関係を示す内部施設の特定に成功し、これらが通時的に関連していることが明らかにした。その他に銅石器時代末期に属する新たなタイプの遺構(不正形の立石遺構)を検出した。また、同じく銅石器時代末期に属する集落遺跡を検出した。この遺構は径5mほどの円形遺構が連なった形状を有しており、集落と家畜囲いと考えられる。最終年度に集落遺跡を発見することができ、今後の古代遊牧民研究の指針となった。
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