研究課題/領域番号 |
15K02978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
大賀 克彦 奈良女子大学, 大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター, 特任講師 (70737527)
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研究分担者 |
田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (10570129)
谷澤 亜里 九州大学, 附属図書館, 助教 (50749471)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 玉 / 流通 / 厚葬墓 / 威信財 / 玉類 / 材質 / 編年 / 社会変化 |
研究成果の概要 |
弥生時代後期から古墳時代前期の玉類について観察を行い、生産地や製作時期に関するデータを収集した。ガラス製の玉類に関しては、重要な資料を選択して、蛍光X線分析法による材質の調査を行った。その結果、これまであまりデータが得られていなかった弥生時代のソーダガラスに関して、豊富なデータを追加できた。また、材質による流入時期の異同に関しても重要な知見が得られた。さらに、玉類の流通に関する地域性や流通量の増減に関する認識が明確になるとともに、墳墓の築造と相関することが明らかとなった。併せて、金属製玉類を製作する素材の入手方法を検討するために、鉱石資料の鉛同位体比の分析を行い、地域的な傾向を検討した。
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