研究課題/領域番号 |
15K02987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
平野 修 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (90620865)
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研究分担者 |
河西 学 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (60572948)
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研究協力者 |
平川 南
大隅 清陽
武廣 亮平
原 正人
柴田 博子
高橋 千晶
杉本 良
君島 武史
田尾 誠敏
田中 広明
渡邊 理伊知
郷堀 英司
栗田 則久
佐々木 義則
早川 麗司
津野 仁
菅原 祥夫
保坂 康夫
原 明芳
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 俘囚 / 夷俘 / 蝦夷 / 渡来人 / 強制移住 / 征夷 / 長煙道カマド / 黒色土器 / 手工業生産 / 移配 / 平安時代 / 移動 / 交流 / 土器胎土 |
研究成果の概要 |
奈良・平安時代において律令国家から、俘囚・夷俘と呼ばれたエミシたちの移配(強制移住)の研究は、これまで文献史学からのみ行われてきた。しかし近年の発掘調査成果により考古学から彼らの足跡をたどることが可能となり、本研究は考古学から古代の移配政策の実態を探るものである。 今回検討を行った関東諸国では、馬匹生産や窯業生産などといった各国の手工業生産を担うエリアに強くその痕跡が認められたり、また国分僧尼寺などの官寺や官社の周辺といったある特定のエリアに送り込まれている状況が確認でき、エミシとの戦争により疲弊した各国の地域経済の建て直しや、地域開発の新たな労働力を確保するといった側面が強いことが判明した。
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