研究課題/領域番号 |
15K02988
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
河西 学 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (60572948)
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研究分担者 |
松本 建速 東海大学, 文学部, 教授 (20408058)
中村 利廣 明治大学, 理工学部, 専任教授 (60062022)
市川 慎太郎 福岡大学, 理学部, 助教 (90593195)
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連携研究者 |
小林 謙一 中央大学, 文学部, 教授 (80303296)
阿部 芳郎 明治大学, 文学部, 教授 (10221730)
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研究協力者 |
山本 孝司
塚本 師也
中村 信博
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 縄文土器 / 原料産地 / 混和 / 岩石鉱物組成 / 粒径組成 / 資源利用 / 砂 / 蛍光X線分析 |
研究成果の概要 |
縄文土器作りにおける資源利用を明らかにするために、遺跡出土の土器、粘土塊、貯蔵砂、自然の河川砂などを試料として、薄片を作製して偏光顕微鏡観察や粒度分析を行った。その結果、時代や地域によって多様な資源利用が認められた。新潟県笹山遺跡縄文中期~後期土器では、土器片を混和材として再利用がなされていた。東京都多摩ニュータウンNo.72遺跡の貯蔵砂は、縄文中期土器の混和材と考えられる河川砂であり、当時混和材として河川砂を採取する際、分級度や粒径サイズなど粒度組成を基準に選択的に資源を利用していたと推定された。
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